【スバルリビングサービス株式会社様】導入事例
複数拠点の売店システムを統合し、発注・在庫管理を一元化。省人化と売上機会の最大化を実現したスバルリビングサービス様 導入事例
導入事例概要
| 企業名 |
スバルリビングサービス株式会社 |
|---|---|
| 設置場所 |
本部・企業内各ショップ |
| 店舗数 |
3拠点20店舗 |
| 提供サービス |
■本部システム 売上管理/仕入管理/在庫管理/棚卸管理/売上分析/給与控除/売掛管理/勤怠管理/棚札発/CSVデータ出力 ■店舗システム POSシステム/非接触ICカード(給与控除用)/Suica/コンビニ収納代行サービス/EOSハンディ発注/ハンディPOS |
| 導入目的 |
・各拠点ごとに独自で行われていた売上/仕入/商品管理の一元管理。 ・全店舗でのサービス統一。 ・非接触ICカード等での給与控除等による店舗サービス向上。 ・各種必要データのCSV出力。 |
インタビュー
株式会社SUBARUの工場やオフィスにおいて、食堂や売店(コンビニ)、警備、環境整備など、従業員を支える幅広い裏方業務を担うスバルリビングサービス株式会社。同社のショップサポート課では、各拠点に点在する売店の運営効率化とサービス向上を目的に、ウェブスペースのPOSレジおよび本部システムを導入しました。
今回は、ご担当の菅原様と野田澤様に、導入の背景から具体的な運用効果、そして今後の展望についてお話を伺いました。
導入前の課題
各拠点で分断されたシステムと、煩雑なアナログ業務
ー 本日はよろしくお願いいたします。まずは、システム導入前に抱えていた課題についてお聞かせください。
菅原様:当時、私たちが抱えていた課題の一つが、決済手段と会計システムの分断でした。宇都宮、群馬、三鷹、恵比寿の各拠点で店舗の管理形態が異なっていたため、決済システムや会計業務が統一されていなかったのです。さらに、当時社員証決済に対応可能な事業所が一部に限られており、物理的に全事業所での対応が困難であったことから、全事業所で統一して決済可能な手段として、ショップカードを導入しました。
また、非効率な発注・在庫管理業務も現場の負担となっていました。当時は30〜40社もの卸業者様と取引がありましたが、業者ごとに発注フォーマットが異なるうえ、電話やFAXによる手作業での発注が常態化していました。
さらに、店舗間で在庫を移動させる「店間移動」の際も、システム化されておらず伝票ベースでのやり取りだったため、本当に移動処理が行われたのか把握しづらいという不透明な状況も改善が必要でした。
選定の決め手
レジと発注システムの一体化と、要望に応える柔軟性
ー 複数社のシステムを比較検討されたとのことですが、ウェブスペースのシステムを選定いただいた決め手は何だったのでしょうか?
菅原様:最大の理由は、Yショップ推奨レジとしての信頼性と一元管理のしやすさです。当時、各拠点でバラバラだったサービスや発注業務を統一するためにYショップへの加盟を検討する中で、Yショップ(山崎製パン様)の仕入れデータ(EOS発注基幹システム)とスムーズに連動できる点が大きな評価に繋がりました。
加えて、POSレジシステムと発注システムを別々に導入するのではなく、一体型としてリーズナブルな価格で導入できるコストパフォーマンスの高さも決め手となりました。
そして何より、柔軟なカスタマイズ対応が導入を後押ししてくれました。社員証決済の代替となる、給与天引きの「ショップカード(専用ICカード)」を用いた決済システムの構築など、当社特有の要件に対して柔軟に対応いただける点が非常に大きかったです。
導入後の効果
業務の集約とシステマチックな在庫管理の実現
ー 実際にシステムを導入されて、どのような変化がありましたか?
菅原様:3拠点・約20店舗に及ぶ売店運営において劇的な変化が生まれました。まず大きな効果として現れたのが、発注・検品作業の大幅な効率化です。ハンディターミナルを導入したことで、複数業者への発注や入庫管理が一気にデータ化されました。これにより、電話やFAXを用いた従来の手作業によるミスや、業者ごとのフォーマットの違いによるズレが完全に解消されています。
また、店舗間移動のシステム化によるロス削減も実現しました。夜間営業店舗へ余ったおにぎりを移動させるなど、チャンスロスを防ぐための「店間移動」がシステム上で正確に管理できるようになり、在庫の適正化に繋がっています。以前は伝票ベースで本当に移動されたのか把握しづらい状態でしたが、この課題もクリアになりました。
野田澤様:さらに、本部への業務集約による省人化も大きな成果です。以前は各拠点で個別に行っていた商品の価格登録やデータ分析といった業務を、本部側で一括処理できるようになりました。これにより、同じ作業を各工場で繰り返す無駄が省かれ、効率的な店舗管理体制が整っています。
現在の運用状況
緻密なデータ分析と、無人決済による利便性の提供
ー 現在、システムをどのようにご活用いただいていますか?
野田澤様:日々の運用においては、特に高度な売上・カテゴリ分析に活用しています。本部では、山崎製パン様の分類マスターを活用し、細かいカテゴリごとの売上分析を行っています。例えば、「社内全面禁煙化」や「作業着のリニューアル」に伴い特定商品の売上が減少した際にも、システム分析によって代わりにお菓子やチョコレートの売上が伸びているといった消費動向の変化を的確に把握し、利益水準の維持に繋げています。
菅原様:さらに、セルフレジを活用した省人化対応も大きなポイントです。数年前からセルフレジを導入し、夜間や早朝の帰宅・出勤時間帯における無人営業を実現しました。これにより、店舗の人件費を抑えつつ工場の従業員の皆様の利便性を高め、売上の機会損失を効果的に防いでいます。
そして、独自のキャッシュレス決済である「ショップカード」も従業員の皆様に浸透しています。給与天引きで利用できるこの専用ICカードは、全決済の約3割を占めており、従業員にスムーズでスピーディな購買体験を提供しています。
今後の展望
ビッグデータ活用とAI分析による次世代店舗運営へ
ー 最後に、今後の展望についてお聞かせください。
菅原様:まず視野に入れているのが、サテライト店舗の展開と自動精算機能の実装です。工場の正門から遠いエリアに勤務する従業員に対する利便性向上のため、小型のサテライト店舗の設置を構想しており、それに適したタブレットタイプの安価なセルフレジの導入や、自動精算機能の追加を検討しています。
野田澤様:また、ショップカードを用いたビッグデータ分析の高度化も検討しています。誰が・いつ・どこで買っているかといったユーザー属性データを可視化し、グラフィカルなダッシュボードを活用することで、勤務実態にあわせた店舗配置やお客様のニーズに合わせた商品構成の実現を目指したい考えです。
さらに、AIを活用した直感的なデータ分析にも強い期待を寄せています。現状の生データ抽出・集計は本部スタッフで分析を行っており、店舗側での分析が難しい状況です。店舗のマネージャーが分析し、即座に店舗運営改善に活用できることを目指しています。ウェブスペースが開発中のAI分析機能では、分析に不慣れな人でも簡単に可視化できると聞いています。
菅原様:ウェブスペースの「身近でスピーディな対応力」と「要望に寄り添う柔軟性」は高く評価しています。今後も両社の強力なパートナーシップによって、スバル従業員の働く環境をさらにアップデートしていきたいと考えています。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
導入企業様プロフィール
| 企業名 |
スバルリビングサービス株式会社 |
|---|---|
| 事業内容 |
各種福利厚生施設等の運営管理/ 工場インフラの管理・運営及び施設設備の点検修繕維持/ 工場用間接材料の購買/ 工場見学案内、接遇、車両運行業務の委託業務/ 警備、清掃、緑地管理、廃棄物処理等の委託業務/ 信書便の送達・集荷・仕分け/ 引越し/ 事務用消耗品・什器備品、印刷用紙、食飲料品、生活用品、ノベルティ等の販売 |
| 設立 |
1988年(昭和63年)4月2日 |
| 従業員数 |
558名(2026年4月1日現在) |
| URL |
POSレジ・POSシステム
ウェブスペースのPOSシステムは、中小規模の店舗が抱える「高コスト」「複雑な運用」「サポート不足」といった課題を解決するワンストップソリューションです。売上管理から在庫管理、キャッシュレス決済、収納代行まで、これ一台で店舗運営を効率化します。